DESCRIPTION
ピスト、トラックロクロス(トラクロ)、MTB、グラベルバイクなどなど、さまざまなカテゴリのバイクでたくさんの方たちに愛用されてきたW-BASEオリジナルのライザーバー「GET UP HIGH BAR」が幅800mmとワイドな設計に生まれ変わりました。
幅を大きく広げただけでなくパイプの肉厚も薄くして軽量化も果たし、スタッフもお気に入りのロゴプリントはそのままに進化を果たしています。
街や山を走り回るMTBでは当たり前のライザーバーですが、幅が広いので力が込めやすく車体も安定するうえ上体を起こしたポジションが取りやすくなるので、リラックスしたポジションでライドを楽しみたい方にもおすすめなハンドルバーです。
一足先にGET UP HIGH BARの製品版を使用しているW-BASEスタッフのシューとサダのふたりがおすすめするポイントや使い方、そしてふたりが実際に使用している車体も紹介しますので、ライザーバー選びに悩んでいる方やライザーバーとはどんなハンドルバーなのか知りたいと思っていた方もぜひ参考にしてください。
ライザーバーのメリットやデメリット
ステムのクランプよりも高い位置にグリップ部が設計されているバーをライザーバーと呼びますが、700〜800mmくらいの幅で設計されているものが多いです。そのグリップ部が高くなったり幅広いことで得られるメリットや、その反面に生じるデメリットも確認します。
スタッフ : シューから
他のライザーバーの中でもライズを高めに設計しているので、上体を起こして視線を確保しやすいポジションを取ることができます。一方で深い前傾姿勢のポジションを取るためにはライズが高いのでそれに応じてマイナス角度のステムが必要になります。
スタッフ : サダから
バー幅が広いと車体を安定させやすくなるのでトリックがしやすいですが、一般的なドロップバーやブルホーンバーに比べると混み合うことの多い都市部では並走する車や障害物などへ接触しないように気を配る必要があります。
お好みでカットもおすすめ
幅が800mmと長くグリップエリアも十分に確保し設定されているので、両端をカットして好みの長さにセットするとバイクコントロールが楽しくなってマイバイクへの愛着が更にアップするでしょう。
ワイドに800mmのまま使うのも良いですし、好みの長さを探していくのも楽しいもの。以下のスタッフの例も参考にしてください。
スタッフ : シューから
トラクロにも街乗りにもちょうど良いと感じた長さで720mmにカットしました。地面から垂直にオーソドックスな角度でステムへ固定して使っています。
スタッフ : サダから
握ってみてしっくりくる600mmくらいの幅にカットし、車体を真正面から見た時にバー全体がフラットになるくらいの角度でステムに固定しました。アップスィープよりも好みのバックスィープを求めたセッティングです。
GUH BARをおすすめしたい人
出自こそMTBだったライザーバーも今やその他のバイクにも使用されていることを目にする機会が増えています。幅の狭いドロップバーやブルホーンバーが主流だったピストバイク、トラディショナルにドロップバーが使われてきたツーリングバイクや近年のグラベルバイクなどでもライザーバーを用いて自分好みにバイクを仕上げるライダーたちが増えているのも事実。
W-BASEスタッフのシューとサダについてもその特性を生かして愛車のピストバイクなどで使用しています。
スタッフ : シューから
最近増えてきた太めのタイヤを履かせたピストや流行のOLD MTBやその他のバイクなど、実際に山でライドする方にも街で走る方にもおすすめです。
スタッフ : サダから
アルミやスチールフレームのピストバイクでトリックやレースをしたい人に使ってもらいたいバーです。もちろん街乗りでアップポジションで乗りたい方にもおすすめです。
スペック
カラー |
BLACK, SILVER |
幅 |
800mm |
ライズ |
63.5mm |
バックスイープ |
9° |
アップスイープ |
7° |
クランプ径 |
31.8mm |
素材 |
6061-T6 AL |
重量 |
310g |
シューの使用例
視線を上げて街乗りしたいときにライザーバーを使うというシューは、トラクロにも街乗りにもちょうど良いと感じる長さということでバー両端を40mmずつカットして720mmにセットしたGET UP HUGH BARを地面から垂直とオーソドックスな角度でステムへ固定して使用しています。
■バイクチェック
フレーム |
ハンドメイドフレーム |
フォーク |
ハンドメイドフォーク |
ハンドルバー |
W-BASE - GET UP HIGH BAR 720mm |
サダの使用例
オフロードやトリックなど不安定な場所や体勢で安定して的確な操作が必要になるライディングのときにはライザーバーをチョイするサダは、握ってみてしっくりくる600mmくらいの幅にカットし、車体を正面から見た時にバー全体がフラットになるくらいの角度でステムに固定。アップスィープよりも本人が好のむバックスィープ(手前への角度)を求めてセッティングしています。
■バイクチェック
フレーム |
SQUID BIKES - TRACK WOUND |
フォーク |
ENVE - painted by SQUID BIKES |
ハンドルバー |
W-BASE - GET UP HIGH BAR |